準1級面接:ナレーション

ナレーション
カードに市長の話だという説明がありました。

市長室から、窓から外で仕事を求める人たちが横断幕を持って声を上げているのを見ていました。
会議室で、工場建設が話し合われ、ボードに経済的優遇の提案が書かれていました。
失業率が下がったことが報告されました。
市長が新聞で、その工場が川を汚染しているという記事を読んでいました。


というストーリーで、

市長が窓から市民を見ていました。彼らは仕事が欲しいと叫んでいました。会議を開き、市長が見たことを取り上げました。企業が工場を作るのを促すために、資金援助をしようという考えを出しました。企業が新しい工場を作った結果、失業率が低下しました。xx後、市長は新聞を見て驚きました。新聞は工場が川を汚していると報じていました。


のような感じのことを言ったように覚えています。前日までの練習では2分以内に言い終われなかった反省から、長くならないように気をつけたら、思いのほかシンプルに描写できてしまい、時間を余らせてしまいました。ただ、2分の合図がなかったので、実際にどれだけ2分より短かったのかはわかりません。練習では例がなかったほど時制や代名詞も安定していたと思います。話し方は、英検サイトのサンプルくらいの感じでした。
マンガ自体がすでにしっかりしたストーリーとなっているように感じたこともあって、具体的な表現プランはほとんど考えていませんでした。1コマ目でout of the windowを使おうということくらいしか考えていませんでした。4コマ目で1度だけ言い直しました。2,3語言ったところで、それでは文が作れないことを悟って、言い直しました。

ナレーションで重要なのは、これは会話ではないということです。役立つ教材を探すとすれば、スピーキング用のものではなく、子ども向けの簡単なお話だと思います。練習の際、面倒臭ければ、喋らずに書き綴っていっても問題ないでしょう(発話は発話である程度のレベルになければいけませんが)。

ナレーションの対策は、過去問や練習問題をやることに尽きます。模試感覚でレコーダーに吹き込んでみて、フィードバックすることです。解答にも目を通しますが、自分で言えそうな解答を作るのが重要です。言おうとしたけれど言えなかった表現を書き出して、調べていくといいでしょう。モデルもできるだけ増やしていきましょう。数多くの4コママンガにあたるよりも、過去問に絞るなどして解答のバリエーションを作る方がいいと思います。1次に受かったら、早めに過去問にあたって、必要な対策の量を見極めましょう。おそらく、吹き込み、フィードバック、吹き込み、フィードバック、・・・を自信がつくまでやり続けているだけで何とかなると思います。

私は怠けていたので2回吹き込んだところで終わってしまいました。過去形で貫くことと、人称代名詞を取り違えないことがしんどかったです。

得点は13/15でした。思いのほかよかったです。ストーリーが作れていれば、気の利いたことを言う必要はないのではないでしょうか? 時間が余っても落ち着いておきましょう。