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Wind/ Pinball

Wind/ Pinballを読み始めました。最近出版された『風の歌を聴け』と『1973年のピンボール』の合本。中学生くらいの頃に読んだという事実だけは記憶してますが、内容は全然覚えていないので、新鮮な気持ちで読めそうです。2編別売りのものもあり、そちらはHea…

The New York Nobody Knows

The New York Nobody Know: Walking 6,000 Miles in the Cityを読み始めました。著者のWilliam B. HelmreichはNYC生まれでCUNYで教えている社会学者。社会学者ですが、これまではNYについての本を書くつもりはなく、この本を書くことになってから6000マイル…

To Repair the World

Paul FarmerのTo Repair the World: Paul Farmer Speaks to the Next Generationを読み始めました。Paul Farmerは途上国での医療に尽力している、ハーバードで教授も務める医者。この本は、Farmerが大学に招かれたCommencementのスピーチを中心に集めた講演…

To Explain the World

To Explain the Worldを読み始めました。ノーベル物理学賞を受賞しているSteven Weinbergが科学の歴史を講じたもので、既に日本語版もかなり売れているようです。アメリカで大学1年生向けに講義してきたものを下敷きにしているようなので、予備知識がなくて…

The Undoing Project

The Undoing Project: A Frientship that Changed Our Mindsを読み始めました。Money Ballの著者がカーネマンとトゥヴァースキーの足跡を追った本のようです。行動経済学の本も数多く出て、カーネマンの人となりが伺えるものもありますが、トゥヴァースキー…

The Rise and Fall of American Growth

1月29日にTEDでチェックしたGordonのThe Rise and Fall of American Growth: The U.S. Standard of Living since the Civil Warを読むことにしました。 650ページ、audibleで30時間18分。25万語程度でしょうか。The Rise and Fall of American Growth: The U…

Pedigree

Pedigree: How Elite Students Get Elite Jobsを読み始めました。先日読んだThere Is Life After Collegeでも何度も引用されていた本で、こちらはその中でもトップスクールの、中でもトップの人たちがどのように就職していくのかということを、インタビュー…

A Field Guide to Lies

A Field Guide to Lies: Critical Thinking in the Information Ageを読み始めました。ウソのつき方というか、議論に紛れ込む数理的なウソ、論理に関するウソに引っかからないようにリテラシーを高めるための本です。著者のDaniel J. Levitinは前著The Organ…

There Is Life After College

There Is Life After College: What Parents and Students Should Know About Navigating School to Prepare for the Jobs of Tomorrowを読み始めました。Jeffrey J. Selingoは高等教育を中心としたジャーナリストで、この本では変わりゆく仕事の環境と、大…

Grit

いくつも読み散らかしていますが、そこにGrit: The Power of Passion and Perseveranceを加えてしまいました。最近、歩きながら未読の本をaudibleで聴いているので、つい色んな本に手を出してしまいます。Angela DuckworthはU PENNの教授ですが、大学から直…

Naked Money

Naked Money: A Revealing Look at What It Is and Why It Mattersを読み始めました。Naked Statisticsなどで有名なCharles WheelanのNakedシリーズの第3弾。WheelanはDartmouth Collegeで経済学や公共政策を教える教授。一般向けのmoneyの話というと、大体…

A Concise Guide to Macroeconomics

A Concise Guide to Macroeconomicsを読み始めました。マクロ経済学の入門的な知識を英語でさらってみます。この本はMBA向けのマクロ経済学のテキストで、レベル的には学部入門レベルのようです。著者のMossはHBSの教授で、これをテキストにしてマクロ経済学…

World Order

Henry KissingerのWorld Order: Reflections on the Character of Nations and the Course of Historyよ読み始めました。Kissingerはハーバードで歴史や政治を教えた後、国務長官などを務めノーベル平和賞も受賞した外交や安全保障の大家。いくつかの大著が…

Thirty Million Words

Thirty Million Words: Building a Child's Brainを読み始めました。著者のDana Suskindは蝸牛の移植を専門にするシカゴの医師で、その時の経験から、幼児の言語能力などの習得について考えるようになり、ノーベル賞を獲ったJames Heckmanらシカゴの研究者と…

Breakfast at Tiffany's

Breakfast at Tiffany'sを読み始めました。映画は何度か見たことがあり、以前audibleを安く手に入れたこともあって読んでみることにしました。Breakfast at Tiffany's (Penguin Modern Classics)作者: Truman Capote出版社/メーカー: Penguin Classics発売日…

Love & Math

Love & Math: The Heart of Hidden Realityを読み始めました。著者のEdward Frenkelはロシア人の数学者で、ソビエト時代に父親がユダヤ人だったため不遇に合いながらも運よくアメリカに渡る機会を得て頭角を現し、現在はUCバークレーの教授。オーディオで10…

Higher Education in America

Higher Education in Americaを読み始めました。著者のDerek Bokは20年にわたりハーバードの学長を務めた教育学者で、副題がないことからも察するように、大学以上の学校についてシステムから問題点まで手広く扱っています。500ページ弱、オーディオで18時間…

Economics Rules

Economics Rules: The Rights and Wrongs of the Dismal Scienceを読み始めました。著者のDani Rodrikは国際経済を専門とするプリンストン高等研究所の教授で、The Globalization Paradoxという本でも有名な研究者で、この本では、経済学、特に経済学のモデ…

Who Gets What and Why

Who Gets What and Why:The New Economics of Matchmaking and Market Designを読み始めました。著者のAlvin E. RothはHBSの教授で、マーケットデザインで所謂ノーベル経済学賞を受賞した、その分野の大家で、この本もその入門的なところを一般向けに描かれ…

Baseball as a Road to God

Baseball as a Road to Godという本を読み始めました。どこで目に触れてチェックしていたのかは覚えていないのですが、チェックしていたところ、安く手に入ったため読んでみることに。著者のJohn SextonはNYUの学長で、この本では野球を宗教のように捉えたエ…

Mass Flourishing

Mass Flourishing: How Grassroots Innovation Created Jobs, Challenge, and Changeを読み始めました。 Edmund S. Phelpsは所謂ノーベル経済学賞を受賞したコロンビア大学のマクロ経済学者で、専門は失業や賃金といった労働関係を中心に研究しているようで…

The Age of Sustainable Development

The Age of Sustainable Developmentを読み始めました。Jeffrey D. SachsがMOOCで公開している講義に対応するテキストとして執筆したそうで、章・節が講義に完全に対応しています。SachsはColumbia Universityの開発経済学を専門とする経済学者で、売れ筋の…

Superforecasting

Superforecasting: The Art and Science of Predictionを読み始めました。クオンツと呼ばれる人たちでもコンスタントに圧倒的に出し抜くことはできない一方で、必ずしもそれを生業としないさざままなフィールドに、幅広い世界の情勢を圧倒的な正しさで予測す…

The Courage to Act

帰りの電車で持参していたBen S. BernankeのThe Courage to ActのPrologueを読みました。FRBの前ボスによる回顧録です。The Courage to Act: A Memoir of a Crisis and Its Aftermath作者: Ben Bernanke出版社/メーカー: W W Norton & Co Inc発売日: 2015/10…

The Great Escape

病院でヒマだったので、以前買ってそのままになっていたThe Great Escapeを読み始めました。The Great Escape: Health, Wealth, and the Origins of Inequality作者: Angus Deaton出版社/メーカー: Princeton Univ Pr発売日: 2015/05/26メディア: ペーパーバ…

The Structure of Scientific Revolution

以前購入してKindleに入っていたThe Structure of Scientific RevolutionのIan Hackingの解説部分を少し読みました。Loc.340まで。The Structure of Scientific Revolutions: 50th Anniversary Edition作者: Thomas S. Kuhn,Ian Hacking出版社/メーカー: Uni…

Dance Dance Dance

Haruki MurakamiのDance Dance Danceを読み始めました。オリジナルは、たしか、『ノルウェイの森』の後くらいだったと思いますが、読んだことがありません。評価もよくわかりませんが、バーゲンで400円で手に入ったので読んでみることに。訳はAlfred Birnbau…

The Grand Design

Stephen HawkingのThe Grand Designを読み始めました。学生時代にほとんど物理の勉強をしてこなかったものの、最近出ている宇宙論を読めればと思い、とっかかりとして読むことに。本はamazonのバーゲン品で600円、オーディオは丸善のバーゲンで1000円で手に…

The Bankers' New Clothes

The Bankers' New Clothesを読み始めました。以前から読んでみようと思いつつも、kindle版がいつの間にかかなり値上げしていて、このところは忘れかけていたのですが、たまたま上野のbookoffで360円で売られていたので、ようやく読むことに。The Bankers' Ne…

The Assumptions Economists Make

The Assumptions Economists Makeを読み始めました。以前ハードカバー版を買ってそのまま放置していた本で、著者はJonathan Schlefer。ハーバード・ビジネススクールの研究員だそうです。現代経済学と銘打っていわゆる近代経済学をテクニカルにならずに概説…