The Age of Sustainable Development

The Age of Sustainable Developmentを読み始めました。Jeffrey D. SachsがMOOCで公開している講義に対応するテキストとして執筆したそうで、章・節が講義に完全に対応しています。SachsはColumbia Universityの開発経済学を専門とする経済学者で、売れ筋の本を出したりもする有名な研究者ですが、批判も結構あるようで、それについてはPoor Economicsでも描かれていました。そのへんは考慮したほうがよさそうですが、開発系のトピックを概観するには役に立ちそうです。

Sustainable Developmentというと、先日の国連英検のエッセイのテーマにもなっていて、先にこれを読んでいれば…といったところでもあるのですが、読み始めて早速、

Over time, however, the definition of sustainable development evolved into a more practical approach, focusing less on intergenerational needs and more on the holistic approach linking economic development, social inclusion, and environmental sustainability.

という記述に出くわしました。sustainable developmentに時間軸的な考え方以外のものがあるとは、思ってもみませんでした。

今日は第1章を読み、動画を見ました。

本は以前紀伊国屋の2割引きバーゲンで買ったハードコピー。カラフルなのでハードにしたのですが、紙が分厚く持ち運びに不便なくらい重たいです。14章からなり、各章だいたい1万語程度でまとめられているようです。動画はYOUTUBEに節ごとにアップされています。
1.what is sustainable development?

2.an introduction to economic growth

3.continuing poverty in the midst of plenty

4.global environmental threats caused by economic development

5.pathways to sustainable development

The Age of Sustainable Development