2007年度第3回大問2

レビューのつづき。
筆記2:3/6(4分5秒+3分25秒)
X26,29,31

改めてやってみたところ・・・
4/6(6分+4分55秒)
X27,28
前回はほとんど( )の前後しか読まずに、かえって時間を取られた挙句の失点。

今回は、全体の論旨は掴みやすかったので飛ばし読みをして回答したところ、2問の間違い。しかし、飛ばし読みの影響はなかったものと思われる。

26-28
カジノの功罪
ポジティブな例〜批判〜追随を考えるところの例、と続いている。

26:初めのカッコは真ん中あたりにあるので、前から順に読んでいった。消去法で正答を得たが、transformが雇用状況、財政状況のようなものの「変化」を表せることに確証が持てず、若干悩んだ。ただし、他の選択肢ではどうしても飛躍が生じてしまうので、悩むべき問題ではなかった。


27:1文目ということで、前段落と現段落との関連がわかればいいわけで、消去法で絞れるものがあったが、肝心の文法自体を失念してしまっていた。その結果、消去法によって消去してしまい、おかしな選択肢を選択してしまった。

But if Tunica's good fortune seems ( ), then it may well be, according to....

という文の主節の意味がよくわからなかったのだ。よくよく考えれば、beの後ろは( )が省略されているだけのことだった。
答えはtoo good to be true。
本文では2段落の要旨を1段落のTunicaの例のなかで実証していないので不自然なのだが、Tunicaでも、第2段落で指摘されている問題があることを示唆しているのではないか?
2段落の続きは、批判が書かれているので、半分も読めば察しがつくので、次の段落へ進める。


28:段落の最後の行に問題。前の方から読んでいく。27のところで指摘した示唆を基にすると、選択肢のうち3つも内容から消去されてしまう。この示唆を無視するなら、3つの選択肢を比較することになるが、そのうち2つは飛躍がある。第1段落と照らしてみると、せいぜい想像できるだけで実際には書かれてはいない。


まとめ
この問題に関しては、テーマから内容が想像しやすく、実際にその想像が裏切られることがないので、飛ばし読みが可能だった。
語彙の負担なし。
選択肢の選別は、方向性が合っていそうでも、明示されていないものは切っていくべきだった。


follow close on someone's heel (人)のすぐ後に続く
have an eye on に目をつける、から目を離さないでいる、監視している
proceed to do ・・・していく、し始める
slash 大幅に削減する
halve 半分にする
leave A out of Aを・・・から除外する
lay out 適切に並べる、提示する、明確に述べる
retain 保持する
to the chagrin of にとって悔しいことに
desperately 必死に、是が非でも