受験

toeicを受けてきました。申し込んでみたものの、新形式の把握もままならないまま日が迫ってきたので、とりあえず今回は、まず受けてみることにしました。
出題形式が変わって、何かいろいろと新しくなっているのかと勝手に思っていましたが、問題用紙の中身以外は特に違いがありませんでした。
会場は、何度も行ったことのあるところで、机の小さい古い大教室でしたが、ポジションに恵まれ、さほどの手狭感はありませんでした。大学の教室にしては反響が若干気になりなりましたが、点数を左右させるほどではないだろうという程度ではありました。

リスニングは、1問目からつまずいてしまいました。問題なく聞き取れて、(C)までに正解がなかったので(D)をマークしたところ、(D)も明らかに違っていました。焦って、とりあえず(A)にマークしたのですが、覚えていて間違いだと判断した(A)よりは、もう既に記憶からは排除してしまった(B)か(C)の方がまだよかったと後悔が残ります。後の5問はどうにか正解できているとは思います。パート2は、instructionで例題がなくなっていて、すぐに問題が始まりました。前と形式が変わっていないパートでしたが、幾分スピードや訛りで難度を上げているような印象を受けました。何か所か聞き逃してしまい、2問程度の間違いは出ているような手ごたえでした。ここから新しい傾向が導入されたパートに入りましたが、さほどの困難は感じませんでした。先に設問を読んでおかないとしんどそうなことや、設問で読むべき語数が増えていることで難しさが増しているのだろうという感じは受けました。発言を引いて真意を問う問題は、選択肢が長かったり、どこに当該箇所があったのかを忘れてしまったり、予断を持って答えてしまいそうになったりするところにも難しさは感じました。形式的な点だけでなく、ページをめくる時間や問題と問題の間の間隔が旧形式よりも詰まっている感じを受けました。それでも、旧形式以上にペース配分を乱されるというようなこともなく、むしろまずまず出来ている部類に入りそうなくらいの手ごたえはありました。

リーディングはパート5で1問に時間を掛け過ぎないように気を配りましたが、途中からやはり慎重になってしまい、時短に失敗しました。時短しやすい問題が多いという印象もなかったので、時間、間違えたかもしれない問題の数ともに、平均的な出来だと思います。パート6は急いでやろうと思いましたが、1パッセージの問題数が増え、読み飛ばす箇所がほとんど出ない構造になったようなので、普通に時間がかかりました。ここで残り55〜56分ほど。これまでと較べると良い部類には入ると思っていましたが、残りの問題数が増えていることに、今この時まで気が付きませんでした。残り48問の感覚でいたのに、すぐに[残り問題数=残り時間]になってしまったと思っていましたが、ペースが遅すぎたようです。パート7で上手くいかなかったのは、問題の形式よりも、正解と思った選択肢に確信が持てず、いつにも増してチェックやダブルチェックをしてしまったため。出題側の選択肢への凝り方が強まったのか、たまたまなのかは、まだよくわかりません。ダブルパッセージの増加、トリプルパッセージの出現で読む量が増えると思っていましたが、各パッセージは読み易くなっている印象を受けました。同義語問題に、1年くらい前に、似たような問題をやった覚えのあるものがありました。結局、リーディングを総て終えることはできず、最後の3問が残ってしまいました。リーディングだけで、10問くらいは間違ってしまった恐れがあると思います。

何となく出来には差が感じられなかったので、その実感でどれくらいの点の変化があるのかを、結果発表で確認します。