受験

英検1級を受験しました。
語彙が不十分過ぎて合格が見込める状態でありませんでしたが、ライティングの参考くらいは掴めれば、という思いで受けてみることにしました。
会場は座席が先着順で、ほとんど埋まっていました。早めに行って良いポジションを押さえたり、厄介者に近寄らないようにするとよさそうです(今日の反省)。

受験者は、準1級から大きく年齢が上がり、初老中心で、若年層が大幅に減っていました。室内で勉強している人は、ごく僅かしかおらず、倍率が高いのにこれでいいのかと思いつつも、受かりそうがないので今回は追従しました。

テストは筆記1の前半が特に難しく、自信を持って答えられたものは25問のうち僅かしかありませんでした。1級を勉強する以前のような手ごたえで、その割に時間はそれなりにかかってしまいました。本番になると、慎重になってしまいます。

筆記2はまずまず。文章は特に難しいわけではありませんでしたが、空欄が埋めにくいものがあり、時間は取られました。
筆記3も読みにくいものはありませんでした。選択肢は平均的か少し難しめの印象。

それほどつまずいた感じもしなかったのですが、英作には35分しか残せませんでした。困ったことに、自分にとってはこれまでのような構成のとりにくい問題でした。今となっては、もう少し上手い対応法もあったように思えるのですが、現場ではそんなことは考えられず、いずれの段落でもトップダウンの構造にできませんでした。そういうわけで、参考にすらならないような状態で時間がなくなってしまいました。

ここからリスニングへ。このとき、リーディング終了からリスニングの音声を流すまでにインターバルがあることを初めて知りました。この間にL3を先に読んでおくことにして開始を待ちました。

L1、L2ともに難しく、こちらも英検の勉強を始める前程度の手ごたえ。これまでは、半分くらいはほぼ完璧な自信を持って答えられる問題があったのですが、その類のものがほとんどありませんでした。L2の頃には集中力もなくなってしまいました。TOEICの時ほどの落ち込み具合よりはかなりマシな程度でしたが、英検1級に答えるにはまったく不十分な程度で、L4も落としていそうです。

何もできないまま終わってしまったような印象ですが、2次の準備をする必要がないことを前向きに捉えて次を目指したいと思います。